皆さんはとろみがある食品といえば何を思い浮かべますか?
僕としては、とろみといえば片栗粉なので
麻婆豆腐が一番に思い浮かびます(中華料理全般大好きなので)
また、あんかけ(竜田揚げとか堅焼きそばとかにかける)も代表的なものだと思います。
そんなとろみですが、介護食ではかなり重要です。
例えば
アサヒ食品 食品に加えるだけで、サッと簡単とろみ付け!おいしさそのまま!
とろみエール
![](https://takusyoku-style.com/wp-content/uploads/2023/06/とろみ.jpg)
というのがあります。
こちらはとろみ調整食品であり、飲み物や食品に加え混ぜるだけで、とろみを簡単につけることができます。
ただし、とろみの強さは食べる人の飲み込む力に合わせないと意味がありません。食べる人の様子を見ながらおこないましょう。
この商品はとろみをつけることにより、飲み込みやすく、誤えんを防ぐ役割を担っています。
詳しくはこちらの動画を参考にしてください。
(16) バランス献立とろみエール とろみの上手な付け方 – YouTube
というわけで、
とろみの重要性を解析してみましょう!
とろみが重要な理由は誤嚥を防ぐため
![](https://takusyoku-style.com/wp-content/uploads/2023/06/cha-han5_ankake.png)
先ほど話したように、とろみがあることで、飲み物や食品等が口の中でまとまりやすく、ゆっくりと喉へと流れていくという理由があります。
誤嚥(ごえん)という言葉はあまり聞き慣れないかもしれませんが、
食べ物とか飲み物を飲食した際、たまにむせたことはありませんか?
そうなったとき僕は
「気管に入った、ゲホッゲホッ」
と言いながら誤嚥してしまいます。
つまり、食べ物等が誤って気管に入ってしまうことを誤嚥といいます。
通常であれば、むせることによって、気管に入った異物を排出してくれますが、
この機能が低下することにより、肺に入ってしまう危険がありますので、
なるべく誤嚥はしない方がいいですね
とろみ調整食品の区分
![](https://takusyoku-style.com/wp-content/uploads/2023/06/白魚 煮付け-1.png)
そんなとろみですが、
日本介護食品協議会では、とろみのつき方を4区分で表わしています。
![](http://takusyoku-style.com/wp-content/uploads/2023/06/とろみ調整食品-2.png)
あくまで僕のイメージですが、
ドレッシングはとてもサラサラしてるイメージがあります。
ソースは少しトロトロして重厚感があるイメージがあります。
ケチャップはもっとトロトロしていて、液体よりも固形に近いイメージがあります。
マヨネーズはもっとトロトロがしっかりしていて、こぼれないくらい固いイメージがあります。
そう思うと、目安の表示例はわかりやすいですね
とろみがあるレトルト介護食を紹介
ある程度のレトルト介護食はとろみが付いていますが、今回は人気なものをピックアップしました。
キューピー 大根の鶏そぼろあん
![](https://takusyoku-style.com/wp-content/uploads/2023/06/とりそぼろ.jpg)
大根を昆布だしでじっくり煮込み、やわらかく仕上げた鶏そぼろあんです。
あんのとろみで食べやすくなっているので、
細かくまたはやわらかければ食べられるが、水やお茶が飲み込みづらいことがある方にお勧めです。
キューピー たらの彩りあんかけ
![](https://takusyoku-style.com/wp-content/uploads/2023/06/たら あんかけ.jpg)
たらや豆腐等の具材をしょうがの風味がほんのりきいた和風あんで煮込んだあんかけです。
こちらも先ほど同様あんのとろみで食べやすくなっており、
細かくまたはやわらかければ食べられるが、水やお茶が飲み込みづらいことがある方にお勧めです。
エバースマイル 白身魚の煮付け
![](https://takusyoku-style.com/wp-content/uploads/2023/06/71uUxb-3WmL._AC_SX679_PIbundle-8TopRight00_SH20_-1.jpg)
旨みのきいた魚介のだしをベースに、生姜が香る煮付けになっています。
ムース食とは思えないくらい魚の形になっているのも特徴的です。
こちらはあんとムースを和えているので、さらにやわらかくなっています。
これらをみると舌でつぶせると書かれている商品が多いですね
やわらかダイニングのとろみ食を紹介
![](http://takusyoku-style.com/wp-content/uploads/2023/06/食べる老人イラスト.jpeg)
とろみが重要なことがわかりました。
「自分で調整するのは難しい」
と思っている人はぜひ
「やわらかダイニング」
を試してみてください。
「やわらかダイニング」は、介護食向けの宅配食を推しており、
- 程よいやわらかさ ちょっとやわらかめ宅配食
- 箸で簡単にほぐれる かなりやわらかい宅配食
- スプーンでつぶせる ムースやわらか宅配食
とやわらかさのレベル別に宅配食を販売しています。
やわらかダイニングのHPはこちらから
そのなかでも、かなりやわらかい宅配食をピックアップしてみましょう。
トンカツみぞれあん
![](https://takusyoku-style.com/wp-content/uploads/2023/06/やわらかダイニング メニュー-トンカツ.png)
みぞれあんが多めに入っており、甘く、かつはスプーンで切れるほどやわらかくなっています。
豆腐ハンバーグおろしあん
![](https://takusyoku-style.com/wp-content/uploads/2023/06/やわらかダイニング メニュー ハンバーグ.png)
こちらもあんが多めに入っており、甘く、豆腐ハンバーグはスプーンで簡単に切れるほどやわらかくなっています。
他にも、たらの昆布あんかけや鮭の中華あんかけ等あります。
![](https://takusyoku-style.com/wp-content/uploads/2023/06/やわらかダイニング メニュー.png)
これをみると、
あんをかける食品が多い
ことがわかります。
まとめ
舌でつぶせるような料理やあんが多い料理にとろみがあることがわかりました。
とろみは誤嚥を防ぐことや食べ物が喉へ入るスピードを遅らせる
ことができます。
やわらかダイニングでは、「噛む力」「飲み込む力」が弱くなってきた人におすすめな宅配食になっています。
実際に食べてみた人の話がありますので、こちらを読んでみてください!
また、ワタミの宅食もご高齢な人向けの宅配食をやっています。
ワタミの宅食では毎回ワタミの担当が直接配達するので、1人暮らしの人でも安心できるかと思います。
ご高齢な人が身近にいらっしゃる人はぜひやわらかダイニングを検討してみてはいかがでしょうか。