「レトルト介護食って何がおすすめ?」
「どうやって選べばいいの?」
便利でおいしいレトルト介護食を探している人は是非見てください。この記事では、レトルト介護食の選び方とおすすめの商品についてご紹介していきます。
レトルト介護食は、温めるだけで簡単に食事の準備ができ、介護をしている人の負担を減らしてくれるとても便利な商品です。
レトルト介護食の選び方
レトルト介護食を選ぶ際にチェックしておきたいポイントを3つ紹介します。
- 嚙む力・飲み込む力に合わせて選ぶ
- 含まれている栄養素で選ぶ
- 調理や後片付けが楽なものを選ぶ
嚙む力・飲み込む力に合わせて選ぶ
噛む力や飲み込む力は年齢や体調により個人差が大きく、合わない食事を選ぶと円滑な食事ができないだけでなく、事故にもつながってしまいます。
日本介護食品協議会で制定されたユニバーサルデザインフード(UDF)では、噛む力や飲み込む力に合わせて4段階に区分されています。
区分1:容易にかめる
かたいものや大きいものはやや食べづらいが、普通に飲み込めるような人向けの区分です。
やわらかいごはんや肉じゃが、厚焼き玉子などの固さが目安です。
区分2:歯ぐきでつぶせる
かたいものや大きいものは食べづらく、ものによっては飲み込みづらいことがあるという人向けの区分です。
歯がなかったり入れ歯をしている人でも、食べれるように歯茎でつぶせる固さが基準になっています。
おかゆやだし巻き卵、バナナなどの固さが目安です。
区分3:舌でつぶせる
細かくてやわらかければ食べられ、水やお茶が飲みこみづらいことがあるような人向けの区分です。
舌でつぶせるテリーヌや温泉卵、カットバナナなどの柔らかさが目安です。
区分4:かまなくてよい
固形物は小さくても食べづらく、水やお茶が飲みづらいような人向けの区分です。
ムースややわらかプリン、バナナビューレなどの柔らかさが目安です。
含まれている栄養素で選ぶ
介護食を選ぶ際には、栄養バランスも大切です。栄養が偏っていると、体力や筋力が衰えてしまいます。
介護食でとくに重要すべき栄養素はエネルギーとなる炭水化物とたんぱく質です。エネルギーは身体機能を維持するために重要で、たんぱく質も骨や筋肉など体を作るために必要不可欠です。
特に水分が不足すると、便秘がちになってしまいます。便秘がちであれば食物繊維の豊富な食材のものを選ぶなど、その時の体の状況に合わせて選ぶのがよいでしょう。
調理や後片付けが楽なものを選ぶ
介護の食事作りは毎日のことですから、できるだけ手間が少ない方がうれしいですよね。より素早く調理ができるように、温め方や食べ方もチェックが必要です。
レトルト介護食は電子レンジで加熱可能なタイプが一般的で、時短にもつながりおすすめです。
カップタイプの食品であれば、容器を移しかえる必要がなく、洗い物の手間も減らせます。外出先へ持ち運ぶ際などにも便利に利用することができます。
片づけやすいといえば、宅配食などもあります。
ワタミの宅食についてはこちら
レトルト介護食品おすすめ5選‼
キューピー やさしい献立 やわらかおかず 肉じゃが
キューピーやさしい献立は、噛む力や飲み込む力といった食べる機能が低下した方にも、おいしい食事を楽しんでいただきたいとの思いから開発されたユニバーサルデザインフードです。
柔らかく仕上げた牛肉をじゃがいも、玉ねぎ、にんじんと甘辛く煮込んだものになっています。
区分 | 区分3 | 内容量 | 80g |
カロリー | 57kcal | 価格 | 838円 |
キューピー やさしい献立 たまごと牛肉の雑炊
味の決め手は焼津産かつお節のだし。だしをベースに牛肉のおいしさを引き立てる甘辛い味付け。国産コシヒカリと柔らかく仕立てた牛肉、長ネギを卵でとじたものになっています。
区分 | 区分3 | 内容量 | 100g |
カロリー | 45kcal | 価格 | 173円 |
アサヒ バランス献立 こしひかりのなめらか鯛だしごはん
アサヒのバランス献立は食べる力が弱くなった方でも楽しく、おいしく、安心して食べられるように工夫した食品です。
鯛と昆布の風味をきかせて炊きあげた、なめらかな鯛だしごはんです。
区分 | 区分4 | 内容量 | 100g |
カロリー | 62kcal | 価格 | 205円 |
アサヒ バランス献立 ホタテ雑炊
ほたての旨味を効かせ、にんじん・白菜とかき卵で仕上げられてます。
区分 | 区分3 | 内容量 | 100g |
カロリー | 67kcal | 価格 | 192円 |
エバースマイルムース食 ビーフステーキ
エバースマイルのスムース食は、一般的なミキサー食を普段食べている方の「見た目が悪くて食欲がわかない...」という意見を解決したものになっています。
赤身と脂身の味や、舌触りの違いが楽しめる2層ムースの商品。
区分 | 区分4 | 内容量 | 115g |
カロリー | 136kcal | 価格 | 400円 |
介護食を作るときの注意点!
介護食を作る上で気を付けなければいけないのは、食べ物がのどに詰まるなどのトラブルです。
噛む力や飲み込む力は、日々変化していきます。日々の変化を見逃さず、レベルの合った食品を選ぶようにしましょう。それができていないと、トラブルが起きてしまい非常に危険です。
レトルト介護食は調理も簡単で非常に便利ですが、見た目がワンパターンになりがちで食に対しての喜びを感じにくくなってしまいます。なので、見た目などにこだわっている製品を利用したり、自宅で作った料理を加えてみたりするのがおすすめです。
固さを選ぶならやわらかダイニングもおすすめです。
やわらかダイニングの公式サイトはこちら
まとめ
今回はレトルト介護食をご紹介しました。
介護食を毎日手作りするのはとても大変ですよね。在宅で介護している方は、余裕がなくなってしまうこともあるでしょう。
そんな時は、レトルト介護食を頼りましょう。レトルト介護食にはいろんな種類のものがあり、被介護者の方の噛む力や飲み込む力のレベルを確認して選んでください。
やわらかダイニングの口コミはこちら