日用品も介護食も宅配してくれる！コープの頼もしいサービス

年齢を重ねてくると体力や筋力が落ちてくるように嚥下機能（食べものを噛んだり、飲み込んだりする力）も低下してきます。

それは口周辺の筋力の問題だけではなく、注意力・集中力の低下、義歯が合わなくてかみ合わせが悪い、唾液量の低下などが重なって現れます。

それでも毎日食事をしなければなりませんし、生きる上で食は毎日の楽しみでもありますよね。

でも無理をして普通の食事を摂っても思うように食べられず残してしまったり、最悪の場合誤嚥をしかねません。

そこでその人にあったやわらかさで調理してあるのが介護食です。

いざ作ってみると手間のかかることかかること。

高齢の方だと食材を買いに行くのも毎日3食作るのも大変ですよね。

在宅で介護をされている方も家族の分とは別で食事を作らないといけない為、時間もかかりますしバランスの良い栄養あるメニューを考えるのも一苦労です。

そんな時は介護食の宅配サービスが便利！

ネットには疎くてどうやって注文すればいいかわからない

味や値段は？

いつどうやって届くのかしら？

こういった疑問を今回は全国各地にあるコープ・生協が宅配してくれる介護食を主にご紹介したいと思います。

コープ・生協について

コープは生活協同組合の英語の略称で生協と呼ばれることもあり、利用者が出資金を出して組合員となりみんなでお金を出し合って生活を向上させることを目的とした非営利組織です。

僕も子供の頃親がコープを利用していてコープでしか頼めないジュースがあったので子供ながらにすごく楽しみにしていた覚えがあります。

生鮮食品などの食料品はもちろんのこと、日用品やペット用品、重たいものも届けてくれますし自宅の玄関先まで届けてくれる個人宅配から職場や近所の人と一緒に注文して届くグループ宅配もあります。

普段お買い物へ行くのも高齢者の方には辛い時がありますよね。

高齢者でなくても日中は働きに出ていたり、子供がいたりして買い物へ行くのも大変な方もいらっしゃると思います。

ましてや介護食を作らないといけないとなると本当に時間も体力も削られて大変ですよね。

そんな時、コープ・生協なら普段のお買い物と一緒に介護食を届けてもらうことができるんです！

コープ・生協の介護食の種類

まずは気になるコープ・生協の介護食の種類ですがやわらか普通食、きざみ食、ムース食の３種類があります。

やわらか普通食

健康志向の高齢者の方におすすめ。

やわらか食材、骨抜き魚を使用しやわらかく食べやすいように調理されたもの。

うす味ですが出汁にこだわって作られており栄養バランスも考えて作られているためおいしく安心して食べれます。

代り映えしないメニューばかりじゃ飽きてきますが、メニューも2000種類と豊富でうれしいですね。

おかずが3品のおかずコース、おかず3品、軟飯180ｇ、味噌汁（具あり）のごはん・汁物セットコースがあります。

料金は各店により異なるため確認が必要ですが、大体おかずコースだと1食あたり560円～650円。

ごはん汁物セットコースだと1食あたり670円～720円くらいです。

きざみ食

噛む力が弱くなってきた方におすすめ。

やわらか普通食と同じメニューですが、食材を5㎜～10㎜にカットされています。

メニューが同じなので種類は2000種類もあるため飽きずに食べれますね。

こちらはおかずが3品のおかずコース、おかず3品、全粥240ｇ、味噌汁（具なし）のごはん・汁物セットコースがあります。

料金は各店により異なるため確認が必要ですが、大体おかずコースだと1食あたり620円～750円。

ごはん汁物セットコースだと1食あたり740円～760円くらいです。

ペースト食

嚙む力・食べ物を口の中でまとめる力・飲み込む力が弱くなってきた方におすすめ。

やわらか普通食、きざみ食とは別のメニューで120種類の専用メニューがあり、出来上がったおかずをそのままムース状に調理しているため味はそのまま。

見た目もおいしそうできれいに作られているので食欲を損なうような心配もありません。

おかずが朝2品、昼夜3品のおかずコース、おかず朝2品、昼夜3品、全粥240ｇ、味噌汁（具なし・とろみ付き）のごはん・汁物セットコースがあります。

料金は各店により異なるため確認が必要ですが、大体おかずコースだと1食あたり620円～650円。

ごはん汁物セットコースだと1食あたり740円～760円くらいです。

コープ・生協の介護食の食べ方

コープ・生協の介護食はすべて冷蔵で届きます。

1食分がパックになっているので冷蔵庫の場所を取らないのがうれしいですね。

消費期限は食べる日の2～3日後に設定されているのでその日に食べれなかった場合でも無駄になりません。

そして食べる前には商品のパッケージを見て温め可か温め不可の記載を確認してください。

温め可の商品（揚げ物・煮物・炒め物・焼き物）の場合

鍋に袋ごと入れて5分～10分湯煎するまたは袋から出して皿に乗せ、ラップをかけて電子レンジで1～2分温める。

温め不可の商品（サラダ・和え物）の場合

そのままお皿に盛りつけるだけ。

10分もあればすぐに出来るので簡単です！

コープ・生協の介護食の注文の仕方

さて、注文の仕方ですがお近くのコープ・生協の組合員になればだれでも注文することができます。

ですが、残念ながら介護食の宅配は全国どこのコープ・生協でもやっているわけではなさそうです。

どこのコープ・生協が介護食を届けてくれるのかは後ほど紹介しますのでそちらを確認してみてくださいね。

5日分が週1回決まった曜日にクロネコヤマト・クール便（冷蔵）で届きます。

配達曜日や時間指定はできないようなので注意が必要です。

注意点としては注文は電話のみで1日1食の注文はできず、1日2食か3食、週5日単位での注文になります。

一度注文すると自動継続になるので内容の変更や中止などをしたいときは各店で決まっている曜日までに連絡をしなければいけません。

連絡した週の翌週より変更内容が反映されるそうです。

コープ・生協の介護食の支払い方法

登録した口座より月に1回決まった日に引き落としされます。

現金及びクレジットカードでの支払いは対応しておらず、ポイントも対象外のようです。

献立表と一緒に納品書兼請求書が同封されています。

宅配介護食があるコープ・生協一覧

配達可能エリアを確認後、各コープ・生協へお問い合わせください。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

食材や日用品も一緒に介護食も頼んで届けてもらえたらとても助かりますよね。

ただ、やっぱり冷蔵商品のため消費期限が短いのが少しネックかなと僕個人的には思います。

また注文も電話だけというのは仕事をしている人だと気づいたら電話受付時間外だった。ということもありそうです。

そういう心配がある方には冷凍で届けてくれるこちらがおすすめ。

冷凍なので期限も3カ月と長いためストック用として頼んだりするのも便利です。

実際に食べた感想はこちら

または家を留守にしたり一緒に住んでいないので毎日配達をして見守りもしてほしいなという方には全国展開していて皆さん一度は耳にしたことがあるワタミの宅食がおすすめ。

なぜおすすめなのかはこの記事を読んでみてもらえれば詳しく解説しているのでよくわかりますよ。

どこの会社も栄養バランスをしっかり考えて作られていて安心、安全な食事を提供してくれるので罪悪感は感じず、日々の苦悩から解放されましょう！