介護食を宅配サービスで便利に!介護食作りに役立つ本もご紹介

ウェルネスダイニング

最近、食事のときにお父さんがよくむせているのよね。

そろそろ食べるものを考えないといけない頃かしら?

この記事は、身近にやわらかい食事が必要になってきた人がいる方に向けて書いた記事です。

介護食作りの基本から、便利な宅配サービスについて、介護食作りに役立つ本のご紹介まで知ることができます。

介護食作りを始める前に、ぜひ一度読んでみてください。

きっとあなたのお役に立てると思いますよ。

知っておくと便利な介護食のキホン

高齢者が食べやすい食材や食べにくい食材について解説していきます!

介護食とは

介護食とは、噛む力や飲み込む力が弱い方のために、やわらかく噛みやすいよう調理された食事のことです。

刻み食やソフト食、ミキサー食、ムース食などの種類があります。

食事を摂る人の噛む力や飲み込む力に合わせて、食材の大きさや固さ、形状を工夫する必要があります。

介護食を作るときは、その人が食べやすいように調理する必要があるということですね。

一重に介護食といっても、十人十色ということです。

どんなものが食べやすい?

やわらかく、まとまりやすく、適度に粘性があることが大切です。

また、バラバラになりにくいものも食べやすいです。

よく「食材を細かく刻むと食べやすい」といわれますが、刻んだだけではバラバラしているので食べにくく、逆に誤嚥の原因となってしまいます。

口の中でまとまるように工夫することが大切です。

ただ食材を細かくすればいいというわけではないようですね。

細かく切った食材が口の中でまとまるようにすることで、飲み込みやすくなります。

どんなものが食べにくい?

大きく分けて8種類あるので、表にしてみました。

調理のコツも合わせて確認してみてください。

食材の分類具体的な食べ物調理のコツ
パサパサしたもの・パン
・ふかし芋
・ゆで卵
・焼き魚      など
・フレンチトーストなどにする
・マッシュする
・スクランブルエッグなどにする
・お刺身にする
液状のもの・水
・お茶
・味噌汁      など
・とろみをつける
かたいもの・ナッツ類
・ごま
・焼肉
・生野菜      など

・ナッツ類やごまはすり潰して和物に使う
・肉は調理をする前に筋を切る
・葉先を使う
小さくバラバラしていて
まとまりにくいもの
・ふりかけ
・佃煮
・薬味のねぎ
・刻み食      など
・つなぎを加える
・油分や水分の多いものとあえる
加熱しても
やわらかくならないもの
・かまぼこ
・こんにゃく
・貝類
・ハム
・きのこ類
・長ねぎ      など
・小さく切ったり千切りにしたりする
・なめ茸やなめこを使う
厚みのないもの・焼きのり
・わかめ
・レタス
・スライスきゅうり など
・細切りにする
・やわらかく煮る
酸っぱいもの・酢の物
・柑橘類      など
・出汁でのばす
・皮をなるべく取り除く
繊維の多いもの・青菜類の茎
・ごぼう
・たけのこ
・柑橘類の袋
・パイナップル   など
・繊維を断つよう小さめに切る
・柑橘類の袋は取り除く
参考:家庭で作れるかみやすい飲み込みやすい高齢者のやわらか食132(著)江頭文江

やわらかい・まとまる・適度な粘性が介護食作りのキーワードになってきそうですね。

では、どのように調理すればいいのでしょうか?

噛みやすく・飲み込みやすくする調理法

オススメの調理法とそれに合った食材を表にまとめました。

オススメの調理法食材
蒸す・ハンバーグ
すりおろす・果物
・山芋
潰す
裏漉しするとさらになめらかになる
・芋類
・豆類
煮る・野菜類
・肉類
・海藻類
とろみをつける・お茶
・味噌汁
・あんかけ
つなぎを入れる・ハンバーグ
・肉団子
ゼラチンや寒天で固める・ゼリー
・プリン
適度な水分を含ませる・おかゆ
・雑炊
・パンがゆ
参考:改訂版図解かみにくい・飲み込みにくい人の食事(編)主婦と生活社

このように、食材を食べやすくするために色々が方法があることがわかりますね。

介護食を作るのって大変そう…。

私にできるかしら…。

ここまで読んで、そう思ったのではないでしょうか?

でも大丈夫です!

介護食の宅配サービスを使えば、毎食の献立を立てたり調理をしたりする負担がグンと減りますよ。

宅配介護食のススメ

皆さんは、宅配食と聞いてなんのサービスを思い浮かべますか?

きっと、普段食べているような固形食を宅配するサービスを思い浮かべると思います。

なんと、介護食を宅配してくれるサービスもあるんです!

今回は、介護食の宅配サービスで大人気のやわらかダイニングをご紹介したいと思います。

やわらかダイニングの4つのおすすめポイントをご紹介します!

やわらかダイニングのおすすめポイント

①やわらかくって食べやすい

 食材の大きさやまとまりやすさに配慮されていて、3種類のやわらかさから選ぶことができます

 食べる人の噛む力や飲み込む力に合わせた美味しい食事をとることができます。

②見た目もおいしく楽しく

 「見た目も楽しんでいただきたい!」という思いから、できるだけ食材の形を残しつつやわらかくなるように調理方法が工夫されています。

 色とりどりの食材を使用した、彩り豊かな食事を楽しむことができます。

③栄養バランスに配慮した多彩なやわらかメニュー

 献立作りは、管理栄養士が栄養バランスを考えながら行っています。

 味に飽きが来ないよう、和・洋・中のバリエーション豊かなやわらかメニューを食べることができます。

④使い勝手の良い冷凍タイプ

 調理は電子レンジで温めるだけ!火を使わないので安心です。

 賞味期限は冷凍3ヶ月以上となっているので、長期保存が可能です。

どんな食事が送られてくるのか気になってきたのではありませんか?

そんな人はこちらを見てください。

↓↓↓

やわらかダイニングは利用者の声もたくさんあります。

口コミが気になる方はこちらを見てください。

↓↓↓

介護食の宅配サービスがあるとはいえ、毎食宅配サービスを使っていたら出費が気になりますよね…。

やっぱり自分で作るのを主軸にしたいと思う方もいらっしゃると思います。

次は、これから介護食作りを始めるあなたに向けて、おすすめの本を3冊ご紹介します。

介護食の調理法から献立までこの本で解決

介護食について書かれている本はたくさんあります。

そこで、今回はKindle unlimitedの会員なら誰でも無料で読めるおすすめの本を3冊ピックアップしました。

①早わかり介護なんでも解決辞典 

監修:梅沢佳裕 発行:主婦の友社

最初にご紹介するのは、こちらの本です。

介護食のことだけでなく、介護のことなら何でも載っています。

これから介護が必要になる人のご家族にぴったりの本です。

②改訂版図解かみにくい・飲み込みにくい人の食事 

監修:藤谷順子 発行:主婦と生活社

次にご紹介するのは、こちらの本です。

食べやすくなる調理法について、食材ごとに図で説明されていてわかりやすいです。

使う食材を決めてから献立を立てたい人にぴったりの本です。

③家庭で作れるかみやすい飲み込みやすい高齢者のやわらか食132 

著者:江頭文江 発行:学研プラス

最後におすすめするのは、こちらの本です。

お家で簡単に作れるやわらか食のレシピが132個も載っています。

1つのレシピに3種類のやわらかさの調理法が載っているので、食べやすくするためにどうしたらいいのかがすぐに分かります。

献立を立ててから食材を決めたい人にぴったりの本です。

気になる本はありましたか?

Kindle unlimited会員の方ならすぐに読めるので、ぜひチェックしてみてください。

介護食は毎日あなたが作らなくてもいい

介護食についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

やっぱり介護食作りは大変そう…。

宅配サービスがあるにしても、毎日は使えないし、どうしよう…。

こう思った方もいるのではないでしょうか?

でも、これだけは言わせてください。

あなたが毎日介護食を作る必要はないんです。

あなただけでなく、家族で協力していけば負担が軽くなるかもしれません。

毎日手作りではなく、レトルトの介護食を利用したり、宅配食をストックしておくのもいいかもしれません。

家族みんなのご飯も宅配食にしたっていいんです。

ワタミの宅食なら、栄養バッチリのご飯を届けてくれますよ。

気になった方はこちらの記事を見てみてください。

あなただけが抱え込まなくて大丈夫です。

介護の負担を軽くすることで、みんながハッピーになることの方が大切なのではないでしょうか?

まとめ

介護食作りの基本から、宅配サービス、おすすめの本まで紹介してきました。

この記事で紹介したことをもう一度まとめてみましょう。

①介護食とは、噛む力や飲み込む力が弱い方のために、やわらかく噛みやすいよう調理された食事のこと

②介護食を作るときは、食材のやわらかさ・まとまり・適度な粘性が大切。

③食べやすくするための調理方法として、煮る・蒸す・潰す・とろみをつけるなど、様々な方法がある。

④介護食には宅配サービスもある。やわらかダイニングがおすすめ!

⑤介護食について書かれた本は、Kindle unlimitedでも読める

いろいろなサービスやレトルトを活用して介護の負担を減らし、ハッピーに過ごすことが大切!

この記事が、これから介護食作りを始めるあなたにとって役立つものになったら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。