レトルト介護食っていいって聞くけど実際どれを選べばいいの?
レトルトだとなんか手抜きに思われない?
このような悩みを抱えていませんか?
実際、自宅で年配の方の介護をするのは主婦にとって時間との戦いになりますよね。
ただ、自分を育ててくれた両親であればレトルト介護食で手を抜くといのも気がひけると思います。
特に介護が必要な親の世代となると食べやすい物がいいのか、また喉をつまらせないかなど色々悩むとことはあると思います。
そして、まだ子供が完全に自立する前だとすると家計や自分の家もおろそかにしたくない。
家族も介護をされる方も大切だからこそ妥協はできないですよね?
今回はそんな悩みの中でも特に
- 介護食を手間のかからないレトルトにしたいけどご飯を手を抜いてると思われたくない!
- 介護で忙しいけど自分の家庭もおろそかにしたくない!
- 両親の健康面を考えたメニューにしたい!
こんな欲張りな悩みを徹底的に解説できるようにしていくのでぜひ読んでくださいね。
レトルト介護食よりもっと手の込んだもので食事を楽しんで欲しい!そんな方はこちらで調べてみてください。
ズバリ介護食で悩んだらここだけ気をつければ大丈夫!3選
- 費用
- 簡単さ
- 体の状態に合わせて、食材を選ぶ
この3つを軸に説明さしていただこうと思います。
介護食を選ぼうかなと思う方でしたらまず上の3つが気になりますよね?
費用、簡単さ、体に合わせた食材をえらぶ理由はまず、費用面はどれだけ良い栄養素で食べやすくても費用がかかりすぎると家計を圧迫します。
簡単さでいうと安くて良い栄養素でも何工程もあればそれもまた負担につながります。
後の体に合わせた食材は上の二つを満たしていたとしても体に悪かったら意味ないですよね?
費用
商品別 レトルト介護食の値段 「たまごと鳥の雑炊」 933円(Amazon) キューピー「やさしい献立!貝柱のマカロニグラタン」 473円(Amazon)
このようにだいたい500〜1000円ぐらいの費用となり、全国のスーパーの弁当の平均価格がだいたい500円くらいなので少し割高なものもあります。
ですが、栄養面や年配の方が食べやすいように考慮されてる点を踏まえて相場より少し高いぐらいまでならなんとかなるかもという感じですよね。
安くて健康的という面ではレトルトとは異なるのですが「やわらかダイニング」という宅食を取り入れるのも良いかもしれません。
やわらかダイニングでは月に頼む量でも料金が変動します。
料金一覧は下記に載せておきますね。
料金 7食4.968円(1食709円)
14食9.828円(1食702円)
21食14.580円(1食694円)
簡単さ
どれだけ栄養価がバランスが良くても作るのに何工程もあったり、お皿に盛り付けないといけなかったりすると大変ですよね?
ですがレトルトの中でも容器タイプの物を選ぶことによってその手間は省くことができます。
体の状態に合わせて、食材を選ぶ
栄養価
栄養価でいうとレトルトは各社でハイカロリータイプのものも出ており、そちらだとタンパク質などの栄養素を補うことができます。
噛む力で選ぶ
噛む力を介護度で選ぶ。
こちらは非常に大事な部分となりますよね。
親の介護食だと余計楽しんで食事をしてもらいたいものですよね?
しっかりとヒヤリングすることや今食べているものを見て出来るだけ楽しんで食事ができるものを選びましょう。
飲み込む力で選ぶ
噛む力はあっても飲み込む力がないと喉をつまらしたりして不安になりますよね?
そういったときはとろみをつけてある商品や、ゼリータイプのものがあるのでそちらを使ってみても良いかもしれません。
介護食について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
最大の注意点ワンパターンを回避する方法
介護食のレトルトでありがちなのが見た目と味のワンパターンです。
せっかく年配の方にご飯を食べてもらうんだから介護食といえど楽しく食事をしてもらいたいですよね。
そこで今回は介護食のレトルトのアレンジ方法を何個か紹介さしていただきます。
鶏だんごのあんかけご飯
ご飯をある程度食べることができる方でしたらこれだけでレトルト感をなくすことができ、見た目だけでも食欲が沸いてきそうです。
鶏と野菜のトマトクリームシチュー
こちらは湯むきトマトを加えただけの非常にシンプルなアレンジレシピとなっています。トマトを入れるとさっぱりとし、同時に噛むことが苦手な方にも食べやすいです。
肉じゃがの焼きコロッケ
こちらのアレンジレシピは油を使っていないので非常に食べやすくまた肉じゃが自体も柔らかいので喜んでぺろっと食べれるメニューとなっています。
上記であげた通り介護食のレトルトは見た目と味が淡白になりがちです。
アレンジをすることによって美味しく食べてもらえると作る側も嬉しいですね。
ただ、やわらかダイニングだとアレンジ不要で1番種類の多いコースで90種類以上あります。
やわらかダイニングの詳細はこちら
レトルト介護食おすすめ5選
介護食には噛む力・飲み込む力の区分があります。
そちらもチェックしながら見てください。
特に被介護者はちょっとしたものでも喉を詰まらす危険性があります。
こちらの区分を参考にして選んでみてください。
- 区分1…容易に噛める
- 区分2…歯茎でつぶせる
- 区分3…舌でつぶせる
- 区分4…かまなくていい
キューピー たまごと鶏の雑炊
おかゆなので体が温まり、かつお出汁が効いててて美味しいのでおすすめです。
値段 | 詳細 | 区分 | 形状 | カロリー |
933円 100g×6袋(Amazon) | 舌でつぶせる柔らかいたまごと鶏の雑炊 | 区分3:舌でつぶせる | レトルト | 45.0kcal |
キューピー たまごと牛肉の雑炊
牛肉の美味しさを引き出す甘辛い味付けで食欲がかき立てられます。
値段 | 詳細 | 区分 | 形状 | カロリー |
1,056円 100g×6袋(Amazon) | 舌でつぶせる柔らかいたまごと牛肉の雑炊 | 区分3:舌でつぶせる | レトルト | 45.0kcal |
キューピー 貝柱のマカロニグラタン
帆立がほろほろで食べやすいです。クリーミーで食べ応えも抜群!
値段 | 詳細 | 区分 | 形状 | カロリー |
473円 1袋(Amazon) | 塩味控えながらも、だしをきかせたグラタン | 区分1 | レトルト | 97kcal |
キユーピー 鶏だんごの野菜煮込み
野菜をたくさん使い、鶏肉が入っているのでボリューム満点です。
値段 | 詳細 | 区分 | 形状 | カロリー |
473円 1袋(Amazon) | 鶏だんごと野菜を和風だしで煮込んだやさしい味 | 区分1:容易にかめる | レトルト | 47kcal |
Asahi いわしと野菜の生姜煮
生姜が細かくなっているのでとても食べやすく、体も温まります。
値段 | 詳細 | 区分 | 形状 | カロリー |
1,139円 100g×6袋(Amazon) | 舌でつぶせる柔らかいいわしと野菜の生姜煮 | 区分3:舌でつぶせる | レトルト | 48.0kcal |
レトルト介護食のデメリット
ここまで介護食についてメリットを説明してきたのですがデメリットもあるので説明していこうと思います。
まずデメリットとをまとめると下記のポイントとなります。
- 洗い物が出る
- 飽きやすい
- 値段が高い
まずパウチ式のレトルトだとどうしても、さらに移し替えたりしないといけないので手間がかかりますよね。
忙しい介護では、このちょっとした手間が結構しんどかったりします。
また、レトルト介護食は見た目が淡白になりがちなので飽きやすく、食欲がなくなることも問題としてあります。
レトルト介護食のメリット
今までレトルト介護食に対して書いてきましたがいい点としては料理の手間がかからないことです。
介護は食事以外でも時間がかかることがたくさんあります。
レトルト介護食に変えることで時間も節約になりますし、介護疲れで精神的に参ることも少なくなると思います。
特に介護食は被介護者の飲み込む力や、噛む力に合わせて刻み食やとろみ食と作らなければなりません。
ミキサーを使う為、家族に料理を作るような炒め物で簡単にと言うことも難しいでしょう。
そこでレトルト介護食があれば親御さんなどにも自分が余裕を持って接することができるはずです。
ただどうしてもレトルトだと何か手を抜いている気がします。こんな人もいるでしょう。
嫁からすると姑さんにレトルトはどうかなと悩むはずです。
そんな時は管理栄養士が監修している「やわらかダイニング」がおすすめです。
種類も90種類以上あって飽きることも少ないですし、見た目もすごい美味しそうなので喜ばれること間違いなしです。
まとめ
今回は、介護食のレトルトの選び方や飽きやすいレトルト介護食のアレンジ方法を解説しました。
介護食のレトルトの選び方は以下の3つを意識することが大切です。
- 費用
- 簡単さ
- 体の状態に合わせて、食材を選ぶ
この点を意識すればあなたの介護生活も苦しいだけではなく、ご両親から「いつもありがとう。」と温かい言葉をもらえ、あなた自身も精神的に安定した生活が送れるはずです。