カロリー、kcal、かろりー、聞きたくない言葉ですよね。
学生時代、旺盛な食欲に任せて食べに食べていた僕、今より体重は多かったです。
20代の頃は基礎代謝量(寝ているだけで消費されるカロリー)が今より高めで食べた分がそのまま増えることはなかったのですが、
食べることが好きだから、いけないな、と思いながら好きなものを食べまくっていました。
カロリーとは?
食べ物全てのカロリーが気になるとき、手軽に低カロリーのきのこやこんにゃくを使った料理を食べたり、
おやつも0カロリーのゼリーや寒天にしたりして「罪悪感」を感じないようにしてみたり、とにかく気になるのです。
カロリーとは、人が生きるために必要なエネルギー、人間は食事をして消化したり、脳を動かしたり、運動などをするときにエネルギーを必要とします。
年代・性別・摂取カロリーの目安
年代・性別によって必要なカロリーの量は違い、表にすると以下のようになります。
※座っていることが多いが、職場内での移動や立っての作業、通勤・買い物・家事・軽いスポーツなどいずれかを行う場合の推定必要カロリーです。
年代 | 男性 | 女性 |
18~29歳 | 2,650kcal | 2,000kcal |
30~49歳 | 2,700kcal | 2,050kcal |
50~64歳 | 2,600kcal | 1,950kcal |
65~74歳 | 2,400kcal | 1,850kcal |
75歳以上 | 2,100kcal | 1,650kcal |
表のように男女とも30~49歳をピークに減っていきます。カロリー摂取オーバーは肥満だけでなく、糖尿病の元です、特に65歳以上の高齢者は摂取オーバー注意!
65~74歳の男性は1日2,400カロリーですから、1食あたり800カロリーを目安に摂取すればいいですね、75歳以上の男性は700カロリー、となります。
太る原因はカロリーの摂取オーバー
摂取カロリー>消費カロリー →太る!
太るシステムは簡単、単純に、摂取カロリーが消費カロリーより多いと太ります。歳を重ねるごとに基礎代謝量も減り、「痩せにくい」体質になるのです。
加えて栄養素の摂り方にも気をつけなければなりません。
高齢者に必要な栄養素
たんぱく質が不足にならないように気をつけ、1日3回の食事で肉や魚、大豆製品を取り入れ、また食事だけでなく間食に牛乳、乳製品を摂り入れましょう。
また、女性においては骨粗鬆症(こつそしょうしょう)予防の為、カルシウムの摂取は必要です。
ビタミンや亜鉛などのミネラルの栄養摂取も皮膚の健康や免疫機能、体の調子を整える上で必要な栄養素です。
日々の食事は「一汁三菜」をこころがけ、バランスよく、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルを補うようにしましょう。
オヤジも僕もラーメンが大好きだけど、
ラーメンだと、栄養バランスが悪いな~
揚げた豚のスペアリブが美味しいパーコー麺のカロリーは860キロカロリー、野菜たっぷりのタンメンなら556キロカロリー、野菜が多めに使われ栄養バランスが取れた麺です。
ラーメンに限らず、メニューが豊富な今、介護食も同じです。
介護食のメニュー
介護食とは
介護食で重視することは大きく分けて下記三つです。
1・やわらかさを調整し、かみやすい食事
2・口の中でまとまりやすく飲み込みやすい食事
3・1~2に加え、病態、(減塩、糖尿病、肝臓病)などに配慮した食事
誤嚥(ごえん)を防ぐためにも食事の形状が重要になります。また生活習慣病を伴う場合にはそれぞれの疾患に準じた対応が必要になります。
かむ力が低下してるならば、やわらかさを調整した食事、飲み込むことが難しいのならば、とろみをつけてまとまりやすく、飲み込みやすく、配慮された食事であるかとともに、安全に食べることが重要になります。
食べる機能が低下しても「美味しい」と味わうことが健やかに生きるために大切な食事です。
介護食のメニュー
キューピーやさしい献立には1週間のやわらかメニューがあり、3食に加え、間食、おやつ、と1日5食、しっかりと栄養をとりつつ、食事の楽しみを感じられるメニューが紹介されています。
全て便利なレトルトです、以下で詳しく紹介。
一部を紹介すると・・・
水曜日夕食 魚介の和定食 ネギトロ丼
海鮮丼大好き!という方も大喜びです、副菜に肉じゃがも。
金曜日昼食 洋定食 コロッケカレー
国民食のカレーも介護食に、しかもコロッケカレーです。
おやつのメニューにはたい焼きが!
下の餡はうぐいす豆、食べやすいように切ってあります。和菓子好きに、これは嬉しい。
カロリーも1日で1,300~1,700カロリー、75歳以上でも1日5食食べても摂取カロリー内ですから、肥満、糖尿病を防ぎます。詳しくは、キューピーやさしい献立に。
気になるラーメンは介護食にあるのか?あります、塩分が少ない海鮮しょうゆ味、のみこみやすくとろみがついています。
このラーメンならオヤジも、僕も将来
食べられるぞ!
健康を考えた宅食と言えば、ワタミの宅食が思い浮かんだ方もいるでしょう。こちらも要チェックです。
レトルト食品は介護食に最適
レトルト介護食を利用すれば心配なし
上位3位の回答を見て頷けますね。1位は普段の食事でも苦労することです。外食に行ってもつい、同じメニューばかり頼んだりしてませんか?
レトルト介護食を利用すれば全て解決出来ます。
おすすめレトルト介護食
たまごと鶏の雑炊 45.0カロリー
低カロリーの雑炊ですが、焼津産かつお節のだし、国産コシヒカリと長ねぎ、鶏肉、にんじんを玉子でとじた本格的な味、彩りもいいですね。
たまごと牛肉の雑炊 45.0カロリー
牛肉入り雑炊です、鶏肉の雑炊同様、だしも素材もあじわいたっぷり、温めなくてもそのまま食べられます。
貝柱のマカロニグラタン 97.0カロリー
高カロリーなグラタンですが、このカロリーです、飲み込みやすくとろみがついています。
鶏だんごの野菜煮込み 47.0カロリー
柔らかく仕立てた鶏だんご、白菜・豆腐・にんじん・などと和風だしで煮込まれています、容易にかめるやわらかさなので、やや硬いものや大きいものがたべずらい人向け。
なめらかおかず 白身魚と野菜 58.0カロリー
すけとうだらのすり身と野菜を合わせたレトルトおかず、噛む力、飲む力が落ちてしまった人におすすめです。
上位5位を紹介しました、続きを知りたい方はこちらを参考にしてください。
レトルトだけではない!介護食はお弁当もあります
おすすめレトルト介護食、低カロリーラーメンと紹介しましたが、レトルトでは湯煎であたためたり、食器に移すのが面倒、という方にはお弁当がおすすめ。
やわらかダイニングには、食事制限されている人のための、メニューもあり、トップページ左に「食事制限されている方はこちら」のバナーがあります。
気になる方はこちらも参考に。
まとめ
1日に必要な摂取カロリーは30~49歳をピークに減る、65歳以上のカロリー摂取オーバーは肥満・糖尿病の元なので要注意
介護食とはかみやすく、飲み込みやすく、病態に配慮したメニュー
介護食は容器に移し替えるだけのレトルト介護食がおすすめ、後片付け不要のお弁当も便利
介護食を作るのに手間も時間もかかる時代は終りました、今は便利な介護食がレトルトやお弁当にあります。
お決まりの味の雑炊ばかりを食べていた頃と違い、味もメニューもグッと豊富です。便利な介護食を利用しましょう。