介護は本当に大変だと思います。
健康だった両親や祖父母が弱っていく姿を見続けるのも辛かったりと気分が落ち込んでしまいますよね。
体力的にも精神的にもいつ終わりが来るかわからない介護は気が休まる暇がありません。
自宅介護だと病院の送り迎えや食事の準備、買い物など毎日のことで、自分の時間なんて取る余裕がないくらい休まる暇がないですよね。
でも、休める時間が少しでもあれば自分のプライベートな時間を持つことができ、介護に息詰まりしすぎることが少なくなると思いませんか?
自分のプライベートな時間が少しでも取れるようにするためにも、レトルトを上手く使って時短料理をすることをおすすめします。
レトルトはちょっと。美味しくなかったりするのでは?
レトルトと聞くだけで美味しくないのでは?と不安に思う方もいらっしゃるとは思います。
レトルトを使うことに不安や抵抗がある方もいらっしゃるとは思いますが、それぞれのメーカーがこだわりを持って作っているのでぜひ頼ってみてください。
口コミを含め、介護食の中でも人気のレトルトメーカー2社の特徴を調べてみたのでぜひみていってください。
介護食とは
噛む力が弱くなったり飲み込みが難しくなってくるなど食べる機能が低下してきた時に、食べやすいように工夫された食事のことです。
介護食を選ぶ基準
- 噛む力のレベル。適切でない場合、誤嚥の原因になります。
- 含まれる栄養素の量。体力や筋力の低下を防ぐためです。
- 容器が不要。そのまま食べさせることができます。
日本介護食品協議会が名付けた「ユニバーサルデザインフード」より、食品の形状ややわらかさは4つの区分に分類されます。
区分1:容易にかめる
区分2:歯ぐきでつぶせる
区分3:舌でつぶせる
区分4:かまなくてよい
介護食レトルトメーカー
レトルトを使用することで調理時間の時短になったりと、上手く活用することでとても便利なものです。
では人気があるレトルトメーカー2社の特徴を見ていきましょう。
キューピー
特徴
- 食べやすさ
食べる人のかむ力や飲み込む力を考え作られています。ユニバーサルデザインフードを基に4種類のやわらかさで調理されています。
- おいしさ
塩加減100gあたり食塩相当量1g以下を目安とした、やさしく飽きのこない味付け。素材から調理しているので素材のうま味たっぷり。
- 選びやすさ
50種類以上の豊富なラインアップ。お好みや献立に合わせて選ぶこともできる。
利用者の声
種類が豊富なだけに色んなものを試している方が多く、抜歯された方が割と利用していました。
もちろん、美味しいと言ったコメントも多かったです。
デザートが食べたい!と思ってもなかなか果物はないものです。
キューピーならば、すりおろし果実のデザートもあるので嬉しいですね。
アサヒ
特徴
- 食べやすさに配慮した食品
普段使いから介護食までと幅広く使える。ユニバーサルデザインフードを基に選びやすいようパッケージに表記されている。
- 献立作りのサポート
赤・黄・緑の3色食品群の考え方に着目したメニュー。気になる食材が一目でわかるようになっている。
- 使いやすいパウチ
誰でも簡単に開封できるよう、まっすぐ切れるパウチ。
- おいしさ
素材の旨味やだしにこだわり、しっかりとした味付け。
利用者の声
アサヒはだしにこだわりがあるだけに、旨味でしっかりとした味を楽しめるので美味しいというコメントが多かったです。
雑炊が出汁がきいてるのか、人気が高かったです。
中には、レトルトにひと手間加えて工夫したり、アレンジをしている方もいました。
以上のことからレトルトでも、十分美味しく食べることができるのがわかりますね。
レトルトも種類が豊富なのであれこれと選ぶのが大変、面倒だなと思う方は、栄養バランスを考えて作られている宅配食などもおすすめですよ。
おすすめ宅配食
宅配食とは、栄養バランスを考えて作られた食事を宅配してくれるサービスです。
主菜、副菜がセットになっていて、温めるだけで簡単にご飯ができます。
宅配食の中でも介護におすすめなのが、やわらか宅配食です。
やわらかさも選べる介護食向けの宅配食です。詳しくはこちらから。
実際に実食したレポートもありますので、あわせて読んでみてください。
まとめ
レトルトは簡単に調理ができ、ドラックストアやスーパーなどで手軽に購入することもできる、保存も効くので万能です。
毎日は使わなくてもストックとして、常備しておくことで災害の時にもおすすめです。
宅配食は冷凍保存できるので、冷凍食品の買い溜めよりも栄養バランスが整っていておすすめです。
遠方の方に送ることもできます。
遠方にお住いの方などにおすすめの宅配食は、こちらがおすすめです。
レトルトや宅配食に罪悪感があって使いにくいと思う方も中にはいらっしゃるとは思いますが、時には便利なものに頼ることも必要です。
先の見えない介護であるからこそ、便利なものに頼り自分を大切にしてもらいたいです。
束の間かもしれませんが、便利なものを使って少しでも空いたその時間を自分のために使ってくださいね。