介護食の宅配サービス 数あるメーカーから満足のいく選び方を紹介

ウェルネスダイニング

宅配食は現在、いろんなメディアで取り上げられて、気になってる方も多いのでは。
宅配食と侮るなかれ、さまざまな工夫がされているメーカーがあり、
選択肢が数多くあり悩みます。

そこで、ここでは宅配食の中でも介護食の宅配サービスについて紹介していきます。

現在、介護にされておられる方も、
これから介護食を検討されている方もおられるのでは。
特に介護食作りは、手間も時間もかかります。

厚生労働省からは、食事に作りにお困りの方へとの案内も出ています。
リーフレットを参考に、サービス取り入れへぜひ検討してみてください。

配食リーフレット~食事作りにお困りの方に

配食リーフレット(利用者)0115 (mhlw.go.jp)

それでは、数ある宅配食の中から、介護食を選ぶ時のポイントと共に、
宅配メーカーをご紹介します。

介護食宅配サービスの選び方

なかなか噛み切るのが、難しくなってきたな…やわらかすぎるのは苦手だし、かといって硬すぎるのも…

食べ物をちょうどいいやわらかさに調理するのって、意外と大変。何かいい方法はないかしら。

介護食とは、飲み込む力が弱くなったり、噛む力が弱くなったり
食事に困難が生じてきた方に向けて、調理された食事のこと。

介護食と一言に言っても、介護食を食べる方によって、
噛む力、飲み込む力でそれぞれ違うと思います。

ここからは、選び方のポイントを紹介します。

やわらかいメニューがあるか

介護食の大前提、噛みやすく、飲み込みやすく調理してもらえるのかどうか。
やわらか食やムース食など、メニューが豊富にあるサービスをおすすめ。
また、現在はやわらか食でも、今後のメニュー変更が
簡単にできるのかどうかも、確認しておく必要があります。

制限食メニューがあるかどうか

持病のある方、医師の方から食事に関して制限がかかっている方。
介護食サービスでは、制限食メニューがそろっているところも。

現時点では制限はかかっていなくても、
塩分超過の注意を受けていたりする方は、
今後のためにも、選ぶときに確認してみてください。

料金と配送料

気になるポイントのひとつが、料金のこと。
様々な価格帯から、続けられるかなというところを
日々の食費から計算して、選んでみてください。

また、送料がかかり、配送エリアにも限りがあるところがあります。
食事に合わせて、送料を組み込んだ計算をしてみてください。

保存方法

食事は毎日の事ですから、食べてしまうことがほとんどだと思います。
ですが、体調不良や事情によって届いたものが食べれないことも
出てくるかもしれません。

そんなとき、保存方法によって賞味期限が長めのものは、
今日の分を別日に回したりできるので、便利に感じるかもしれません。
選ぶ際には、保存方法や消費期限も確認してみてください。

介護食の宅配サービスのメリットは

そもそも、介護食の宅配サービスって何がいいのかな。
近くに利用している人がいないから、聞けないし。

高齢の両親は、届けてもらった後どうして食べるんだろう。
結局、調理が必要になったら負担にならないのかな。

やはり、実際に使ってみないとわからないことだらけ。
宅配サービスのメリットを紹介します。

調理不要で介護食が食べられる

サービスによってさまざまですが、
基本は調理不要のものが届きます。

そのまま食べることができたり、
冷凍で届くものは、そのままレンジで温めるだけで、
ガス等を使うことがないので、負担になりません。

また、届いたものをそのまま食べるので
洗い物も少量で済みますので、そこもメリットのひとつですね。

栄養バランスが良い

介護食サービスでは、担当の栄養士さんたちが
栄養バランスをしっかり考えてくれたものが届くので、
安心して食事することができます。

自宅だと、どうしても調理しやすいものや、
その日の食材に偏ったりと変動しますが、
介護食サービスだと、バランスよく届けてもらえます。

飽きがこないように工夫されたメニュー

楽しみな食事も、同じようなものが続いてしまうと、
どうしても飽きてきてしまいますよね。

介護食に任せると、栄養バランスが整った
飽きを感じさせない豊富なメニューがそろっています。

自炊するには、なかなかハードルの高い
豊富なレパートリーのことは、思い切ってプロに任せてみましょう。

届けるだけではないサービスも

宅配サービスは、言葉通り自宅まで届けてくれるサービスです。
ですが、ただ届けるだけではなく、安否確認をしてくれる
サービスもついているところもあります。

遠方でなかなか会えない方、連絡を取ろうと思っても
つい後回しにしてしまいがちになっている方。
ぜひ、チェックしてみてください。

デメリットは?

メリットばかりではなく、もちろんデメリットも。
合わせてチェックしてくださいね。

自炊より費用がかかる

やはりネックになるのが費用のこと
1食当たりで計算しても、高めになってしまうことも。

ですが、やはり調理するのは大変なところ。
毎日、介護食を利用するのではなく、隔週にしてみたり、
冷凍タイプだと、まとめて届くこともあって、お得な場合も。

費用が負担になって続けられなくなったり、
継続を検討してしまったりと、あるかと思いますが、
介護されている方の負担を
少しでも軽減できるように、考えてみてください。

受け取り方法と保存方法

冷凍の状態で宅配されるものは、クール便で届くので
置き配は利用することができません。

また、冷凍の状態で届いたものを
そのまま冷凍庫で保管することになるので、
冷凍庫の空きスペースを確保しておかなければ
なりませんので、ご注意ください。

まとめ


食べることは、生きていく上で重要なこと。
とはいえ、介護食を作るのは簡単なことではありません。

「買い物に出かけて、調理する」
文にすると短い作業ですが、実際に年を重ねて
体が思うようにならなくなった時、
自分が情けなくなったりして、
心身ともに想像以上の負担になっているかもしれません。

いろんな介護食宅配サービスがあり、迷われると思います。
メリットとデメリットの両方を加味して、ぜひ検討してみてください。