在宅で介護している方にとって、身の回りのお世話だけでなく3食の食事の準備を毎日続けるのは本当に大変だし、介護をしている方の余裕がなくなってつらいと思う時も多いと思います。
そんな時に頼れるのがレトルト介護食です!
バリエーションも多く、栄養バランスも考えられているうえに介護される人にあった硬さの食事がそのままでも温めるだけで簡単に用意できるのは嬉しいですよね。
そこでこの記事ではアサヒグループが出しているバランス献立(やわらか食 パウチ入り)を紹介したいと思います。
そもそも介護食とはどんなものか
高齢者の3割は普通の食事では噛むことができなかったり、飲み込むことができないといった問題を抱えているそうです。
そんな人のために作られるのが介護食です。
介護食は若い人が食べるものと同じ食事を歯茎でも噛むことができるようにしたものや、飲み込みやすくしたものがあります。
噛む力や飲み込む力弱い人でも食事がしっかり取れるように工夫された食事なのです。
レトルト介護食の選び方
レトルト介護食とはその名の通り、やわらかい食品が入っているレトルト食品です。
選び方は以下の通りです。
- やわらかさ・飲み込みやすさ
- とろみの強さ
- 調理方法・後片付けが楽かどうか
- 食べる人の体調や含まれている栄養
- 栄養バランスやカロリーも考える
ユニバーサルデザインフードとは
介護食の多くは、日本介護食品協議会が制定した規格をクリアしたユニバーサルデザインフードです。
ユニバーサルデザインフードには「かむ力、飲み込む力」に合わせて区分が分かれているので、区分表示を目安に選ぶことができます。
引用：日本介護食品協議会公式HP
区分1・2：介護食は噛める人
区分1は簡単に噛むこと、飲み込むことができるが固いものや大きいものは食べづらい人向けです。
普通の食事に最も近い形と固さで、普通の食事とあまり変わらないです。
引用：Yahoo!ショッピング公式サイト
区分2は歯茎でつぶせる固さで、ものによっては飲み込みにくいという人に向いてます。
具材は普通の食事よりもやわらかいですが、ある程度の大きさはあるので普通の食事に近いです。
引用：Yahoo!ショッピング公式サイト
区分3・4：介護食を噛むのが難しい人
区分3は細かくて柔らかければ食べられる人向けです。
区分2よりも具材がやわらかく、口の中でまとまりやすいように粘りをつけるためにとろみが付いています。
また、具材をとても小さく切ったり、ムース状やゼリー状の状態にしています。
引用：Amazon公式サイト
区分4は固形物が食べにくい人向けです。
具材の形が小さくても食べづらく、水やお茶などの水分が飲み込みづらい人向けです。
ペースト状やゼリー状などの具材の形が無く、なめらかな状態にしています。
引用：Amazon公式サイト
レトルト食は非常食としても使える
地震や自然災害はもちろん、体調が悪くて買い物に行けない時など外出ができない時もあると思います。
そういったとき用ににストックとして置いておくこともできます。
レトルトなので賞味期限も長く、温めなくてもおいしく食べることができます。
なので何かあった時のためにもレトルト介護食を常備しておくのもおすすめです。
バランス献立が人気の理由
引用：アサヒグループ食品公式HP
使用した食材を色分けしてイラストで表示されているととても分かりやすいですよね。
それになんといっても37種類ものバリエーションがあるので、選ぶ楽しみもあっていいですね。
袋を開けてそのまま出してもいいし、盛り付けを変えてみるだけでも楽しい食事の時間になるでしょう。
使いやすいパウチを採用
引用：アサヒグループ食品公式HP
高齢者自身でも開封しやすい、まっすぐ切れるパウチを使用しているので離れて暮らす親に送ってあげても喜ばれますね。
開けやすいから中身が飛び散ることも周りが汚れることもないから忙しい時にもとても便利ですね。
実際に利用したことのある人の口コミ
口コミをしている方の多くが、忙しい時やメニューがマンネリになりがちな時に利用しているようですね。
宅配食との併用も
レトルトばかりでは味気ないと思ったり、レトルトばかり使いたくないと思ったら宅配食を検討してみるのもいいと思います。
おすすめするのは【やわらかダイニング】の宅配食です。
引用元：やわらかダイニング公式HP
やわらかダイニングは食べやすいのはもちろん、家庭料理のような味付けでやわらかさによって3段階のコースがあるので介護する人に合わせて食事が選ぶことができます。
そして、さまざまな食材を使った彩り豊かな献立で、食べやすさだけではなく見た目のおいしさにもこだわった食事が届くので、ワンパターンになりがちな介護食にもってこいです!
やわらかダイニングのことについて詳しく紹介しているサイトもご紹介します。コチラからどうぞ！
他にもおすすめの宅配食があるのでコチラのサイトもぜひ、観てみてください!
まとめ
いかがでしたか?
介護食作りに悩んでいる方は一度試してみてはいかがでしょうか。
合わない食事を選ぶと上手く飲み込むことが出来ずに最悪の場合事故につながることもあります。
食べる人の状態にあっているかしっかりと確認はしましょう。
