介護食を頼みたいけれど、金額が気になるな。もし、介護保険が適用されたら費用はどうなるんだろう。
介護食、実際に食べてみたことがないからわからないけれど、便利なのかしら。
介護食の宅配サービスを耳にされたことがある方も多いはず。
ひとことに介護食宅配サービスといっても、
サービスはさまざまで、メニューもいろいろ。
また、介護と密接な介護食になりますので、介護保険が適用になるのか気になる方に
適用条件についても解説します。
実際に宅配サービス利用するにはどうしたらいいのかも合わせて紹介します。
宅配サービスを利用するまでに知ってほしいこと
介護保険は適用されない
現状では、介護食宅配サービスに介護保険を適用することはできません。
介護保険が適用される時というのは、
ヘルパーさんなどに家事代行を行ってもらう時になります。
一部自治体による負担があるところも
適用されないと書きましたが、
要介護認定あるいは要支援認定を受けた方を対象に、一部負担対象になる自治体もあります。
生活援助型配食サービスと高齢者自立支援配食サービスの2種類になります。
送料の目安に【ウェルネスダイニングの公式HP】を確認してみました。
通常送料 | 定期お届けの送料 |
770円(税込み) | 385円(税込み) |
通常送料は770円、定期お届けの送料385円、
それが上記サービスを利用すると200円になります。
送料が200円の出費に抑えられることは
大きなポイントになるのではないでしょうか。
まずは相談しましょう
介護保険の適用はないのね。でも、少しでも負担してくれる…そんなサポートがあるなら受けてみたい。
まずは相談しましょう。ほかにいいアドバイスがもらえるかもしれませんよ。
介護保険の適用はありませんでしたが、
お住まいの市町村で、独自のサービスや、介護または介助に関するサポートが他にあるかもしれません。
介護や介助が必要になった場合、まずは地域包括支援センターなどに
問い合わせしてみましましょう。
その際には、食事状況はもちろん金額のことも含め
相談したい内容は決めておくと、いざ相談窓口の場でも
落ち着いて相談できるのではないでしょうか。
負担に感じたり、悩みこんでしまう前に、ぜひ窓口へ。
介護食宅配サービスは便利
金額のことは心配なところですが、
利用できたら非常に便利な介護食宅配サービスについて解説します。
食べやすく安心安全な介護食が食べられる
噛み切りやすいか、飲み込みやすいかなど
介護食を利用するにあたり、気になるところですね。
サービスによっては、やわらかさを選ぶことができ、
一体どのくらいの硬さを選んだらいいのか悩む方にも
段階的にコースが分かれているので、選択しやすいのも便利なところです。
さらに気になるところが、栄養面ですよね。
専属の栄養士さんが考えたメニューで、バランスよく栄養をしっかり摂ることができます。
調理不要な手軽さ
介護食を自宅で調理しようと思うと、
献立を考え、買い出しに出かけてから、調理を始めますよね。
食事が完成したら、食事のサポートして食後の後片付け。
食事とひとことでいっても、工程がたくさんあって大変。
介護や介助があれば、なおのこと体力の必要になります。
そんなとき、宅配サービスを利用すれば、
届けてもらった食事をレンジで温めるだけです。
ガスやIHなどの加熱機器を使うことなく、食事を摂ることができ
1日1食分の宅配食だけだったとしても、介護や介助の負担も減り、
非常に助かるのではないでしょうか。
自宅まで届けてくれる
なんといっても、自宅まで届けてもらえるのは助かりますよね。
自宅にいるだけで、介護食を届けてもらえて
【サービスによっては受け取る際に安否確認】もしてもらえます。
もし、急な予定が入ったりして、直接手渡しが難しい時は
宅配サービスから専用のボックスを借りることができ、
その中に入れてカギをかけておいてもらえるサービスもあります。
まとめ
介護保険の全額適用とはなりませんが、
それぞれの自治体による負担があり、
少しでも料金の負担が減るならば、ぜひ利用を検討してみてください。
介護食の宅配サービスは、
介護する側にも、介護される側にも非常に便利で
安心安全に利用できるサービスだと思います。
まずは包括支援センター等で相談していただいて、
紹介したおすすめを参考に選んでみてください。